「多彩な泣き方 発達良好」

12月23日の中日新聞に、京都大学の発達科学チームが『生まれて間もない赤ちゃんは、泣き声の音域が広く、泣き方のバリエーションが豊かな方が、言語や認知機能の発達が良好』との研究結果を発表した、との記事がありました。明和教授は『脳の成熟が泣き声に反応されている可能性がある。泣き声の分析が発達状況の予測に役立つかもしれない』とされているそうです。

 

『チームは、妊娠37週未満で生まれた早産の赤ちゃん77人と、満期を迎えて生まれた30人の赤ちゃんが授乳の前に泣いた声を録音し、音域の変動や泣き方の複雑さに着目して解析した。さらに、それぞれの赤ちゃんが1歳半になった頃、花や車が描かれたカードや積み木などを示し、話せる言葉の多さを調べることで言語や認知の能力を検査した。

その結果、泣き声の音域が広く泣き声に複雑な変化がある方が、検査結果が良かったという。

早産の赤ちゃんは言葉を話し始める時期が遅くなるリスクがあるとの研究結果がこれまでに報告されているが、チームは泣き方が多彩であればリスクは低い、と指摘している。』

 

こどもぱれっとは「赤ちゃん泣いてもいいよ!」プロジェクトの賛同団体です。

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